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「半妖の夜叉姫」特集 コミカライズ版の考察

椎名高志先生による「半妖の夜叉姫」コミカライズ版について、アニメ版との相違点などとともに考察していきます。

このページは本誌でコミカライズ版を見ている前提で書いておりネタバレを含みます。ご注意ください。


更新日: 十三ノ章「囮」追加。

コミカライズ版の概要

きる
刹那永遠

既に公表されている通り「半妖の夜叉姫」は隅沢克之氏のオリジナル脚本で原作なしで物語が制作されました。つまり、アニメ版のみでコミックは無い・・・はずでしたが、椎名高志先生(代表作:GS美神、絶対可憐チルドレン 等)が「誰も描く人いないなら、描きたいから描くよ!(意訳)」という流れでコミカライズを担当することになりました(掲載誌:少年サンデーS 月刊、毎月25日頃発売)。

半妖の夜叉姫コミカライズ版は基本設定と話の大きな流れはアニメに合わせる一方、話の展開の仕方は大きく変える方針のようです。 かなり自由に描かせてもらえているらしく、椎名先生のオリジナリティに溢れています。 アニメと同じ基本設定と話の流れを持つ独自の作品とみなしても差し支えないと思います。 アニメを既に見ている人も新鮮な気持ちで楽しめることでしょう。

他の人の声に惑わされずに情報収集したい人は椎名高志先生 公式Twitterアカウントを見るとよいでしょう。 椎名高志先生編集担当 Twitterアカウント椎名高志先生 ブログ(完成原稿速報、ネタバレ注意)も役に立ちます。

公式のTwitterハッシュタグは「#半妖の夜叉姫」「#漫画夜叉姫」の二つを使用するようです。が、椎名版や椎名姫と検索する方が出てきます。

コミカライズ版の相違点

コミカライズ版は基本設定と話の根幹となる大きな流れはアニメに添わせそうな印象ですが、話の展開の仕方はアニメと別物と言って良いくらい異なります。 全体的にアニメと比べて人物の描写が多く、ギャグ的な要素[1]が強めですが、そこまで態とらしくもなく良いバランスだと思います。 人によってはいわゆる二次創作的な展開と感じるかもしれません。 また、アニメよりもターゲット年齢層が高めのように感じます。 犬夜叉を知っていることは事実上の前提になっていそうです。 この点は今の子供達が見る想定のアニメ版とは対照的です。

通常、作品の好き嫌いというのはどう足掻いても必ず生じてしまうものですが、半妖の夜叉姫のアニメ版とコミカライズ版は違う方向性で描かれそうですので、好き嫌いを互いを補うような関係になってくれるのではないかと期待しています。

椎名先生のコミカライズ版の特筆すべき点としては、人物や人間関係の描写が丁寧であるという点です。 この点はアニメ版の方で寄せられていた不満点[2]の一つであり、これを見事に解消していると言って良いでしょう。 むろん、アニメ放送時の視聴者の反応を踏まえて描ける分有利という見方もありますが、それを差し引いても原作要素を上手い具合に取り入れつつ描ける椎名先生の力量によるものが大きいと思われます。

他の特徴としては、アニメ壱の章で明らかになっていることはあまり引っ張らないという方針のようです。 例えば、りんがとわとせつなの母親であることは2話で明らかになっています。

各話比較

アニメ版と比較してかなり色々なところを補完したり大胆に設定をいじったりしていますが、今のところ大筋は変えないようにしているようです。 ここではアニメ版を基準にコミカライズ版の違いを述べていますが、アニメ版と差が大きくなりつつあるので段々と比較できなくなるかもしれません。

アニメ版の設定から逸脱しすぎない範囲でかなり色々とアレンジされていますので、単に比較するだけでは勿体ない気もします。 各話の小ネタを一部書いていますが、細部に色々仕込んでありますのでそのうちちゃんと探してまとめ上げたいところ。

一ノ章「とわ」
  • 絵の具合で分かりにくいですが、台詞などから考えると恐らくとわの目元がアニメより殺生丸寄りになっています。せつなはさらに(以下略)
  • とわが聖ガブリエル学園に転校した経緯が異なります。前の学校からの理不尽な髪染め要求を草太が蹴ったことが原因です。
  • 聖ガブリエル学園の他の生徒がとわをどう見ているのかが追加されています。親衛隊ができてます(ぇ
  • とわと日暮家実家との交流の様子が描写されています。
  • 折れる刀が「日暮神社の由緒正しい守り刀」に変更されています。もはや折れるしかない。
  • とわの赤メッシュは妖力(?)を使う時以外は出ないようです。
  • せつなともろはは先に時代樹と会っており、現代に派遣された(?)形となっています。よって、もろはは初対面でとわが従姉妹だと知っています。一方、とわの方はせつなが妹だと気付いていないように見えます。
  • 結構急な展開でとわが戦国時代に移動しています。ところが、アニメの方で重要アイテムになるヴァイオリンなどが戦国に移動していません。また戻ってくるかもしれません。

小ネタ:草太の持つビデオカメラに「MAO」と書いてあります。もろは登場時のセルフが犬夜叉とかごめが出会った時の台詞のオマージュです。

椎名先生によるネタバレ解説 一ノ章

二ノ章「戦国の絆(前編)」
  • アニメと同様、日暮家の人々はもろはの正体に気付きますが、展開の都合上アニメのように数日ゆっくりするわけにはいかないので短時間の会話になっています。その代わり、歓迎のレベルが全然違います。必見
  • コミカライズ版のもろははあくまで両親は生きていると思っています(アニメ版の方は逆です)。
  • 殺生丸とりんの関係がどのように変化していったのかを何となく察せるシーンが追加されています。
  • どれくらいの期間かは分かりませんが、犬夜叉とかごめとりんが一緒に過ごしています。
  • 犬夜叉・かごめともろは、りんととわ・せつなは生まれてから数ヶ月は一緒に過ごせていたようです。
  • 犬夜叉・かごめ・りんとその娘達は、話すことが出来ない「ある事情」で楓の村から離れ消息不明になったことになっています。村を離れる際、犬の大将の古い知り合いと称する理玖が登場しています。
  • 楓と時代樹の精霊の会話があります。詳細は書きませんが、いいアレンジの仕方だと思います。
  • 時代樹の精霊は基本的に顔を隠すスタイルになっています。
  • 失踪から3年後、せつなともろははただ事ではない状況で楓の元に戻ってきます。時間の流れからするとアニメでの森の火事に相当する出来事でしょう。
  • 戻ってきて以降のせつなともろはは楓の村で過ごし続けています。
  • せつなが胡蝶に夢を奪われる事件はかなり後のように思われます。胡蝶の効果も少し違っていそうです。
  • 他、せつなともろはの身の上話等々、人物像を補完する情報がかなり増えています。

小ネタ:不良をボコボコにしたシーンの背景にラムとしのぶ(うる星やつら)風味の女子学生がいます。

椎名先生によるネタバレ解説 二ノ章

三ノ章「戦国の絆(後編)」
  • 邪見がとわとせつなを結界で隠した場所が違います。アニメ版では森ですが、コミカライズ版ではとわ・せつな・もろは3人セットで屋敷を準備しています。一般的な子育ては無女(原作参照)に任せていますが、邪見自身も「御目付役」に変装して二人を見守っていました。
  • アニメ版の森の火事に相当する事象は、焔と渾沌(?)の襲撃による屋敷の火事です。とわともろはは牛車で楓の村へ向かい助け出され(前話参照)、逃げ遅れたとわは時代樹の力添えで現代へ避難しました。「手を話した理由」もまた若干変更されています。
  • 夜爪の能力が幻術のようなものが使えるように若干強化されています。アニメ版でも夢開きの術は使えるのでそれほど違和感はありません。なお、小物である点に変わりはありません。
  • とわが幼い頃の記憶を思い出すのは今回の事件からです。それまでは忘れていたようです。
  • 無女の登場はアニメ版にない要素ですが、単に出してみたというのではなく、ストーリーとして出るべくして出てきたような印象があります。
  • 胡蝶の効果がやはり違っていそうです。せつなに何らかの感情が生じた時、それを奪い持ち去っているように見えます。
  • アニメ版よりも殺生丸が喋ります。今回は「半妖(の娘達)に何が出来るのか見届ける」と時代樹に封印されたりんに語りかけています。

小ネタ:幼いとわ・せつな・もろはが隠れていた屋敷を襲った妖怪がMAO第1話の妖怪に似ています(追記:犬夜叉でもどこかで似た妖怪がいたと思うのでそっちかもしれません)。表紙のりんの着物が若干神楽に似ています(偶然だと思いますが)。

椎名先生によるネタバレ解説 三ノ章

四ノ章「退治屋の里」
  • もろはは暫くの間は退治屋にいたことになっています。何らかの言いづらい事情で賞金稼ぎになった模様。
  • 雲母がかわいい。モフりたい。
  • 退治屋の里がある程度の規模まで復興しています。そこにいる者のほとんどは戦で家族を失ったり貧しくて売られそうになった子を珊瑚や琥珀が引き取ったのだそう。
  • せつなもまた退治屋の里の女達から別格の扱いを受けています。現代のとわと同じ扱いです。尊い。
  • 琥珀が原作犬夜叉の頃に世話になった人達への想いを語ります。まさにこういう場面が欲しかった。
  • 翡翠→せつな の好意がやや分かりやすく出ています。
  • 弥勒と珊瑚はアニメとは恐らく別の理由で山にいます。
  • 展開が変わったので出番がなくなる恐れがあったあの人達が最終頁で出てきます。

小ネタ:琥珀が回想した神楽の最期は原作準拠です。

椎名先生によるネタバレ解説 四ノ章

五ノ章「結界」
  • 設定変更のため鋼牙がもろはの育て親ではなくなっています。が、なかなかの子煩悩です。台詞は必見。
  • 凱風も設定が変わっていますがもろはと面識があるよう。設定が西から来た妖狼になっていて、関西地方あたりの方言を喋ります。
  • 鋼牙が結構活躍してくれます。四魂のかけらがなくなっても最速の妖狼の座は譲らない模様
  • 邪見は殺生丸の指示で村全体に結界をはって麒麟丸関係者の侵入を防いでいたよう。弥勒と珊瑚が山に籠もっていたのはこの結界の維持を押しつけられた(?)せいです。
  • 虹色真珠の設定が若干変わっています。

小ネタ:
1, とわが持っていた「しゃりひめ」は人魚シリーズの舎利姫。
2, 草太が見ているアウトドア雑誌は小学館のBE-PALなる雑誌。
3, カップ麺を食べたときのもろはの反応が犬夜叉と同じ。
4, 邪見を治療した場面に出てくる使いの者はどう見てもMAOの乙弥です。となると弥勒の知り合いの妖怪の医者は摩緒。戦国時代でも医者をやっていた様子。

椎名先生によるネタバレ解説 五ノ章

六ノ章「剛臆」
  • 若骨丸・檮杌と饕餮の展開をひとまとめにしそうな感じです。饕餮のお茶目要素は変わらず。
  • 妖狼族の二人が活躍。鋼牙は何だかんだで相変わらずです。
  • とわのスイッチが入ると殺生丸的要素が強めになるかも?
  • アニメと全然違う流れで蛾々御前(アニメ第20話)が出てきました。そうきたか!
  • もろはと凱風の過去ストーリーがかなり変更されています。
  • アニメの十六夜の紅の扱いが変わっています。こちらはアイテム名の読みは同じですが、犬夜叉の母:十六夜の紅という設定は外されています。
  • 紅夜叉モードのもろはの髪色が変わります。

小ネタ:
1, 表紙でせつなが持っている袋に書かれている「B.A.B.E.L.」は絶対可憐チルドレンが元ネタです。
2, 鋼牙を「痩せ狼」と呼ぶのはお馴染みです

椎名先生によるネタバレ解説 六ノ章

七ノ章「解禁」
  • 四凶の饕餮と檮杌の退治を同時にすることでスピーディな展開に。アニメ一期の重要な展開のみを回収する方針か
  • 饕餮の吸引攻撃は風穴に寄せるというか風穴です。そのことで弥勒の風穴に対する考えと思いが明確になっています。
  • せつなが「逆落としの朱雀」を放ちました。アニメでは弐の章の途中でしれっと出てきた技です(それより前に出てきていたら教えて下さい)。
  • 弥勒と琥珀の共闘があります。中々の見ごたえです。
  • 珊瑚からとわの妖力吸収能力についての言及(喋っていないですが)と考察があります。
  • 珊瑚と飛来骨の絆は健在。飛来骨との対話は犬夜叉の薬老毒仙の回以来です。
  • せつなの妖力封印を弥勒が施しているのは同様ですが、封印を解くと白髪になって殺生丸感がかなり強くなります。
  • とわ、せつなともに覚醒時は額に殺生丸と同じ月が出ます。
  • 鋼牙が五雷指を使いました。なお、五雷指にあったご先祖の加護は既になくなっているので純粋な武器としての使用です。
  • 回想シーンに銀太、白角、菖蒲が登場しました。菖蒲が漫画として登場するのは初だと思います。
  • 凱風の正体が鋼牙に見抜かれます。凱風は既に死人で①もろはに紅を渡す②虹色真珠を回収するという使命を与えられていたようです。しかしただのスパイという感じではなく何か情がありました。
  • 夜叉姫の呼び名の由来と妖怪の間で噂になったという経緯が自然な形で追加されています。
  • りおんは産霊山に封印されていないようです。どこか魂(?)が抜けたような状態で理玖とともに行動しています。二人の周囲を飛び交う死魂虫がりおんが死人というのを匂わせています。

小ネタ:
1, 饕餮が風穴について「強力でとことん性根の腐った妖怪だけが生み出すことが出来る」「倭国にも一匹いたがくたばった」と発言していますが、おそらく奈落のことです。
2, 封印を解くときに弥勒の言った「臨む兵、闘う者、皆、陣列べて前に在り」は九字が由来です。

椎名先生によるネタバレ解説 七ノ章 (追記)

八ノ章「幕間」
  • 内容的にはアニメ第6話付近の話ですが、話の内容は全然違います。尼寺・化け猫の話はアニメにはありませんでしたが漫画原作にはありましたので、その話はしないようです。
  • 上記方針により没になるかと思われたジュリアンネタは一応放り込んできました。
  • とわが何とかして現代的風呂に入るために全力を尽くす(?)回です。コミカライズオリジナルのため、基本的に全部展開が違います。
  • 竹千代のデザインが微妙に異なります。少し髪の感じが違います。
  • 竹千代の過去も少し違うらしいです。渾沌絡みですので、アニメで言う冥福のポジションも兼ねていそう?
  • 竹千代が変なことを教え込まれているところからして、アニメ同様こちらでも弥勒と関わりはありそうな気がします。
  • 前回完全に退場した焔ですが、今回、瞬間湯沸かし器として活躍しました。
  • 前回でもう登場しないと思われた凱風と理玖の対話シーンがあります。凱風の素顔が明らかに。
  • 理玖の目的が少し違う気がしています。りおんもちょっと違う雰囲気。
  • 過去、殺生丸と理玖がともに行動していたことが示唆されています。

小ネタ:
1, 開始早々の漁村はアニメ第6話の一番最初に出てきた漁村と全く同じ絵です。
2, 獣兵衛の使っていた珠の多いそろばんは、当時使われていた中国式のものです。
3, サバイバル風呂の解説図がどう見てもらんま。

椎名先生によるネタバレ解説 八ノ章

九ノ章「虎口」
  • アニメで対応する話はなさそう?後半の渾沌との戦いも結構変わりそう。
  • かごめの影響で現代的用語がものすごく伝染してます。マジか!
  • 椎名版は年が(ほぼ)固定されました。あくまで椎名版限定の設定ですが1566~1567年くらいだそうです。ということは四魂の玉を巡る物語は1550年くらいです。犬夜叉封印が500年前でかごめが封印を解いたのがその50年後だそうなのでほぼ合っています。ちなみに年は原作の例のエピソードを参考に決めたそうです。
  • 理とわ的描写が割と分かりやすく登場。しばらく一緒に行動するようなので親睦は深めやすいかも。
  • 渾沌の無粋嫌いは変わらず。アニメで最後まで残っていた饕餮の代わりに窮奇と夜爪がまだ生きているので、展開も変わりそうです。
  • 早々に七宝らしき者が登場しています。臆病な性格は変わらず。理玖と殺生丸に関わりがありそう。
  • せつなの過去は結構変わっています。記憶をなくした理由が・・・!?

小ネタ:
1, マジという表現は江戸時代かららしいです。
2, とわは五ノ章でせつなに言われた「人間は鞘で殴れ」という助言を守っています。
3, 野盗が地面に書いているそのまんまなダイイングメッセージは先月号の犯沢さんネタのオマージュ?

椎名先生によるネタバレ解説 九ノ章

十ノ章「胡蝶」
  • 今回もアニメで対応する話はなさそう。しばらくは独自路線かもしれません。
  • 椎名先生のもろはは足の爪も尖っているかも。
  • アニメの方ではあまり介入しなかった御母堂様ですが、こちらではそれなりに重要な役割がありそう。
  • アニメではかごめ発案(?)の技「天空の矢襖」が妖要素の混じる技に
  • 西に向かうので村からは離れていってしまっていますが、琥珀が回想で登場。要所では回想で出てくるのかも。
  • せつなのもろはへの愛(?)を感じる台詞が。そうですね、アニメの方はそうなってましたからね。どう出会おうとも名コンビ
  • 夜爪が逃亡して窮奇が先にボコボコに。夜爪は意外と生き残る?
  • アニメではあまり言いませんでしたが、せつなはもろはが大好き(かもしれない)

小ネタ:
1, 鏑矢のところの「獲物を自分から追うように飛んだ」の元ネタはどこだろう。村人が知っているレベルなら屍舞烏とともに四魂の玉バラバラ事件(謎の表現)の時?
2, アニメの方でよく出ていた「紅き現に畏れ戦け」の台詞が登場しました。なお、アニメでは紅き現に恐れ慄けだった気がします(表記揺れ多し)
3, せつなの「もろはは――」の台詞は椎名先生がブログで書いていたように「アニメとは違う物語でもそれぞれが少しだけ影響し合っている」の一つの表現だと思います
4, 扉絵の構図は犬夜叉原作1巻の表紙に微妙に似ています

椎名先生によるネタバレ解説 十ノ章

十一ノ章「血族」
  • 渾沌と窮奇は兄妹(義兄妹?)の関係になっています。
  • アニメにはない渾沌の本性が見られます。
  • 殺生丸が娘を気にしていそうだと匂わせる発言が結構な割合で出てきます。
  • 是露と渾沌の関係について結構掘り下げあり。
  • 麒麟丸不貞寝(?)の原因も割と明確に示されています。
  • 殺生丸が娘に触れるのはアニメでは25話が初出でしたが、こちらではまた別の場面で登場。
  • 殺生丸がアニメよりも喋ります。少しは真意が伝わりやすい・・・かも。
  • 時代樹に封印されているのはりんだけでなく犬夜叉&かごめもらしいです。
  • 御母堂様が結構重要ポジションっぽい。
  • 七宝はこちらでも小さいままです。大人っぽく化けてますが狐面を付けているため顔は分からず。
  • 七宝は割と読者の気持ちを代弁してくれるポジション?かもしれない。
  • ちなみに封印されている犬夜叉は火鼠の衣がないので、もろはの衣装は犬夜叉のものの可能性が高い?

小ネタ:
1, 小ネタではないですが表紙が殺生丸様の衣装です。麗しい。

椎名先生によるネタバレ解説 十一ノ章

十二ノ章「因縁」
  • コミカライズ版では割と大人しかった理玖のちょっと危険な部分(?)が出ている気がします。目に関する設定はアニメと同じ。
  • 理玖の出生の設定もアニメと同じですが、掘り下げらしきがあるので深みを増していそうです。
  • 舞台は武蔵国から大きく離れ、尾張国までやってきています。アニメでは武蔵国からあまり離れなかったはず。
  • せつな、裁縫的なのは苦手(?)
  • 竹千代の背負っていた傘に四次元ポケット的な効果が付加されています。荷物運びには便利?
  • 愛矢姫が登場。ただし、関東から離れているので設定は変わっていそうです。
  • アニメでは愛矢姫と翡翠&せつなの回に出ていた蛸妖怪が登場しました
  • 誰のとは言いませんが声が聞こえます。聞こえます(重要)
  • ある有名な歴史上の人物が登場。椎名先生の独自要素(?)が出てきたか。

小ネタ:
1, 夜爪を捕獲するのに使った瓢箪は何となく桃果人が使っていたものを思い出します(捕獲はアニメ版でしかやっていなかった気がします)
2, 竹千代のギャグ台詞「コロ…シテ…」は多分有名なアレが元ネタだと思います。
3, ある有名な歴史上の人物の姿にすごく既視感があるのですがどこで見たか忘れました(かっぺーと関係ある?)

椎名先生によるネタバレ解説 十二ノ章

十三ノ章「囮」
  • 表紙はヴァイオリンを弾くせつなです。アニメではお馴染みです。(が、残念ながらコミカライズではヴァイオリンは使わないとのこと。漫画では音が出せないから止む無しという判断で、せめて表紙だけでも・・・というものらしいです)
  • 半分くらいは犬夜叉な回想回で、弥勒と犬夜叉の妖怪退治です。アニメの展開とは変えつつ、でも離れすぎず、という距離感です。
  • アニメの第31話(弐の章)に登場した岩の妖怪(?)に似た妖怪が出て来ますが、名前は変わっています。アニメにあった要素は一応回収しそうな感じです。
  • せつなの姫姿が見られます。これはアニメの第30話(弐の章)に対応しています。と思いきや、とわともろはと理玖(!?)の姫衣装も想像図として見られます。
  • 理玖のやりたいことが割と明確に示されたように思います。アニメで虹色真珠を集めていたのも同じ理由だったのかなぁ、と思ったり。
  • 回想で同人誌的犬かごシーンがあります。ぜひ見ましょう(?)
  • 椎名先生は時代考証にこだわっていそうな感じです。ただ、元々ファンタジーですので厳密すぎても大変ですからほどほどだとは思います。

小ネタ:
1, 毬を持つ犬夜叉はアニメであったものです。アニメの初期であれば無女の時に、映画であれば天下覇道の剣で見られます。それ以降もたまに出て来ています。
2, 木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が夫婦なのに嫁が怖い!?みたいなことを言っていますが、後に秀吉は正室であるねね(高台院)に頭が上がらない状態になります。

椎名先生によるネタバレ解説 十三ノ章

各話掲載情報

掲載誌は少年サンデーS(月刊、毎月25日頃発売)です。今のところ前半あたりのページに掲載されていることが多いです。

半妖の夜叉姫 コミカライズ版の掲載情報
サブタイトル本誌単行本備考
1とわ2021年11/1号 2021/09/25
巻頭カラー pp.7-9, pp.10-70
1巻高橋留美子先生への質問回答あり
2戦国の絆(前編)2021年12/1号 2021/10/25
pp.153-210
1巻イラストコンテスト結果発表あり
3戦国の絆(後編)2022年1/1号 2021/11/25
巻頭カラー p.3, pp.19-78
1巻
4退治屋の里2022年2/1号 2021/12/25
pp.13-54
2巻
5結界2022年3/1号 2022/01/25
巻頭カラー p.3, pp.19-66
2巻椎名高志先生×高橋留美子先生 対談あり
6剛臆2022年4/1号 2022/02/24
pp.59-108
2巻アニメキャスト鼎談あり
7解禁2022年5/1号 2022/03/25
巻頭カラー p.3, pp.11-64
2巻
8幕間2022年6/1号 2022/04/25
pp.147-188
9虎口2022年7/1号 2022/05/25
巻頭カラー p.3, pp.15-56
10胡蝶2022年8/1号 2022/06/24
pp.85-134
11血族2022年9/1号 2022/07/25
pp.61-110
12因縁2022年10/1号 2022/08/25
pp.45-76
132022年11/1号 2022/09/24
pp.141-172

コミックス情報

本誌最新話よりも2~3ヶ月ほど遅れて発売されます。

半妖の夜叉姫 コミカライズ版のコミックス情報
発売日Twitter
12022/01/18#半妖の夜叉姫1巻発売
22022/05/18
32022/10/12予定